東京ボイストレーニングスクール

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スタッフブログ

読解力ってナンだ?! その4

読解力をつける訓練方法の続きです。

【「目に映る事象」と「感情」を関連づけて覚える】
・目に映ったものと、その感想をセットにした「ひとこと日記」をつける。

例1: 居酒屋に貼ってある汚れたポスター。(だらしない店だなぁ)
例2: 舞台でスポットライトを浴びている友人。(悔しい)

スポットライト

毎日、1行ずつでもいいんじゃないでしょうか。なんでもいいので、見聞きしたものと感想を並べてストックしてみる。
365日分溜まったところで読み返してみると、自分で書いた文章だから、状況と感情を思い出せると思うんですよね。

 

人の書いた文章も同じことなんです。作家は、何かを感じて書いてるんです。
インプット(読解)の練習なのに、アウトプットの方が大事というロジック。
とにかく、文章に感情をアウトプット(作文)する練習をしてみてください。
簡易的に作家の立場を経験していくんです。

作家

ただ、目に映る事象にとりたてて感情が動かないという人も多いようです。
私も子供の頃は、花を見て「綺麗だな」、赤ちゃんみて「可愛いな」とか湧き出てこなかったクチなので、その感覚は分かります。

 

と、いうわけでだいぶ長くなりましたが、参考になれば幸いです。

2013年10月29日

読解力ってナンだ?! その3

さて、いよいよ訓練方法をプレゼンいたします。

【文章を脳内で映像化する訓練】

1:原作ありきの映画やアニメ、ドラマを鑑賞する。
2:その後、原作を読む。

この順番が大事です。
必ず先に映像を観ておく。そうすると文章を読んでる時に、アニメや映画で観た場面が思い出される。

文章を読んで映像を思い浮かべるという経験を重ねてください。
回数を重ねて、文章→脳内映像の回路を発達させてください!

台本読み解き

最近はライトノベルがアニメになることが多いですから、ネタは沢山あるはず。
東野圭吾さん原作の映画やドラマも沢山ありますし。

この方法を勧めても「なるほど〜!」といいつつ、実践しない方が多いので悲しい私。
まずは試してほしい。
でも小説を読む習慣の無い人には、面倒くさいんでしょうねぇ……。

わけも分からず新聞を読むよりは楽しいと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。

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今回はここまで! 次は最終回!

読解力ってナンだ? その4

2013年10月22日

読解力ってナンだ?! その2

青い空。飛行機雲は静かに消えていく。

 

という文章があったとして。

私の脳裏には青空を横切る一筋の飛行機雲の映像が出てくる。勝手に。で、だんだん消えていく雲を(脳内で)見て、「ヤダ!なんかさみしい!!」って思う。だから、しんみりと音読する。

この「ヤダ!なんかさみしい!」っていうのが、世に言われる『行間を読む』という行為。文字で「寂しい」とは書いてないけど、消えていくのを見てたら、ほんのり寂しくなるんです。

 

読解力が無いと言われる方々にとって、上記の文章は、

「あおいそら、ひこうきぐもはしずかにきえていく」と音読せよという指示以外の何でもない。内容を問うても、『空が青くて、消えかけの飛行機雲があるよ』という、書き手からのお知らせ以上の物ではない。映像も出てこない。

 

「これで寂しさを伝えたいなら、”飛行機雲が静かに消えていく様子が寂しい” まで書け!」というわけです。

 

書き手の気持ちを察して代弁するのが役者の仕事なんで、そんなこと言ったら身も蓋もない。
けど、なるほど。・・・・・・と、いうことは。

 

1:読んだ文章が映像化される回路を脳内に作る。
2:風景、人の動きなど、「目に映る事象」と「感情」を関連づけて覚える。

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この2つの訓練で何かつかめるはずだと思うわけです!
長くなるので、訓練方法はまた次回。
読解力ってナンだ? その3

2013年10月15日

第1回・アクセントLAB

みなさま、こんにちは!

10月半に差し掛かるこの頃、真夏日を記録したりと、

不思議な陽気が訪れておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

先月末、東京ボイストレーニングスクール新宿校にて初開催のイベント!

「アクセントLAB -アクセント記号ってナンだ?-」が、行われました。

アクセント

CDドラマや、アニメアフレコなど、ワッと大人数で賑やかに行うイベントとは

相反するところにある、勉強会に近いワークショップとなりましたが、

いつもながらに皆、真剣な面持ちで講義を聞いていました。

 

アクセント記号とは、日本語の音の高低を表す記号。

たとえば、方言で表すならば、
標準語 → ありがとう   → 「り」の部分が高い
大阪弁 → ありがとう   → 「と」の部分が高い
名古屋弁 → ありがとう  → 「が」の部分が高い
これを文字だけで伝えるのは大変ですよね?

そのため、アクセント記号を付けて、どの読み方が正しいのか、
というのを表す記号!という、パソコンでは表記できないのが難しいところですが
今回は共通語(東京弁ベース) の正しいアクセントを勉強しよう!という一日でした。

正しいアクセント、正しいイントネーションを学ぶことで、よりよい表現、
より良いスピーチに導く事ができるのですね。

そんな真剣な面持ちは、東京ボイストレーニングスクールFacebookの
アルバムページにてアップいたしました。
Facebook  アルバム 「アクセントLAB -アクセント記号ってナンだ?-」
ぜひぜひよろしければご覧くださいね!

ただ今はオーディションラッシュにつき、イベントは少なめですが
スクールでは来年に向けても様々な企画を思案中です!!
どうぞお楽しみに!

東京ボイストレーニングスクール

2013年10月12日

読解力ってナンだ?!

最近、声優アワードのオーディション原稿を使ってレッスンをする生徒さんが多いです。

で・・・・・・。

原稿の意図が汲み取れてないですよ!・・・っていうアドバイスをする回数も多い。

講師が演出をつけてしまうのは簡単なのですが、オーディションは本人の実力を測るもの。

なにより、2次審査は初見チェック。

 

と、いうわけで、「どうしたら読解力がつくのかなぁ???」というのが今回のテーマです。

悩む

よく言われているのが「読書量を増やしなさい。活字を読みなさい。新聞を読みなさい」だと思います。私たちも、口を酸っぱくして日々、言ってます。

でも、それでも変わってこない。

なんでなんだろう。

どうしてなんだろう。

 

読解力のある人は、文章を読むと、文字情報が勝手に脳内で映像化されます。立体化というか。だから、見えたものに合わせた雰囲気で音読する。

逆に、読解力のない人には、この文章はどう見えているのだろう??

 

それが、鍵になると思いました。

心の鍵

 

続きはこちらへ!

読解力ってナンだ? その2

2013年10月5日