東京ボイストレーニングスクール

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読解力ってナンだ?! その2

青い空。飛行機雲は静かに消えていく。

 

という文章があったとして。

私の脳裏には青空を横切る一筋の飛行機雲の映像が出てくる。勝手に。で、だんだん消えていく雲を(脳内で)見て、「ヤダ!なんかさみしい!!」って思う。だから、しんみりと音読する。

この「ヤダ!なんかさみしい!」っていうのが、世に言われる『行間を読む』という行為。文字で「寂しい」とは書いてないけど、消えていくのを見てたら、ほんのり寂しくなるんです。

 

読解力が無いと言われる方々にとって、上記の文章は、

「あおいそら、ひこうきぐもはしずかにきえていく」と音読せよという指示以外の何でもない。内容を問うても、『空が青くて、消えかけの飛行機雲があるよ』という、書き手からのお知らせ以上の物ではない。映像も出てこない。

 

「これで寂しさを伝えたいなら、”飛行機雲が静かに消えていく様子が寂しい” まで書け!」というわけです。

 

書き手の気持ちを察して代弁するのが役者の仕事なんで、そんなこと言ったら身も蓋もない。
けど、なるほど。・・・・・・と、いうことは。

 

1:読んだ文章が映像化される回路を脳内に作る。
2:風景、人の動きなど、「目に映る事象」と「感情」を関連づけて覚える。

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この2つの訓練で何かつかめるはずだと思うわけです!
長くなるので、訓練方法はまた次回。
読解力ってナンだ? その3

2013年10月15日